手打ち包丁  限定 黒打牛刀 月 五丁

刀鍛冶「水心子 正盛」の流れを汲む渾身の包丁

まったく新しい発見です。これを使って切った時に私は、信じられませんでした。包丁とゆう物に対する考え方があなたもきっと変わるでしょう。

これからお話しするのは本当のことです。信じがいのある話です。信じられないならば考え直しいただくだけの価値はあります。

ご説明しましょう。本田さんは、優れた商品をいろいろ知っている友人です。ある日彼が電話をしてきて自分が手に入れた包丁について興奮気味に語りました。「すごいぞ! こいつは一度使用してみろ、信じられないから」「何がすごいんだ?信じられないって?」と私。

本田さんが答えます。「これで切ると切り口がすごいんだ、食材の切り口が美しいんだ、切り口がシャープに見える。それもぼくのイマジネーションじゃない、自分の目で確かめてみろよ!」

使い続けている炉や機械を使いながら一つひとつの工程をすべて手作業で行っています。一丁の包丁が完成するまでに二週間以上かかりますが、手になじむ感触,滑らかな切れ味を一度味わえば「もうこの包丁しか使えない」と思っていただけるはずです。

鍛接{たんせつ}鍛造

刃物の原型を打ち出す作業です。包丁の刃の部分になる「鋼」とその強度を高める「地鉄」を形を整えて重ね合わせ約1200度~1300度の炉の中で熱し、一気に打ち合わせます。刃先、刃ものなど場所によって違う最適な温度を見極めながら,スピード勝負となる工程です。この工程を手作行って業でいるのは、国内でもごく少数になりました。

焼きならし

一晩かけて熱処理した刃物表面の酸化鉄の被膜を落とし、滑らかに仕上げていきます。鉄の組織を整えることで密度が高まりしなりがでます。

焼鈍

低温で刃物を熱し時間をかけて冷却していきます。こうすることで金属内部のひずみを取り除き金属組織の結晶を微細

にしかも均一にします。

焼き入れ

熱した刃物を水や油の中に入れて急冷することで鋼の硬度えお高め鋭い切れ味が持続する刃物になります。鋼の種類で温度もかわります。

ひずみ取り

焼き入れの際に鋼の収縮によって生じる歪やくるいを丁寧に修正していきます。

成形、すりまわし

刃物の表面に切削痕が残っていると刃物、目に見えないゴミが溜まったり、水分が残り錆びやすくまります。そこである程度完成形成したら、すりまわし一般的には「研磨、研ぎ」とい

焼き戻し

低温で刃物を熱しわら灰に入れて冷却しておきます。鋼の硬度を少し戻し刃を軟らかくすることで、刃こぼれが抑えられます。

柄付け

強化木材や、栗、ウオーナット、楠、水牛など長年の経験をもとに柄の製材、加工を行っています。

すべて手作業

鋼と地鉄を重ね合わせる工程から研磨、柄付けまですべつ手作業で行っております。既製品や機械に頼らない作り方で鉄の精度や強度を高めるだけでなく、手にしっくり馴染む包丁をお届けします。